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父の日|定期コラム

2016.06.10

日本ホームページサポートのコラム更新です。
こんにちは。

 

今回は「父の日」についてです。

「母の日」と言えば、赤いカーネーションですが、
父の日にも贈る定番の花がある事を
ご存知でしょうか?

それは・・・黄色のバラなんです。

そういえば・・・父の日ラッピングをお願いすると、
黄色いリボンや
黄色の花のシールが付けてもらえますね。

でも、実際に黄色のバラを贈った話は
あまり聞かないように思います。
日本では、男性に花を贈る事があまりありませんから。

 

この「父の日」も、
「母の日」同様、アメリカで生まれた習慣です。

1909年、アメリカ、ワシントン州スポケーンの女性が、
父親のための礼拝を、教会の牧師にお願いした事が
きっかけだそうです。

南北戦争からの復員後、過労で妻(お母さん)を亡くします。
以来、6人の子供達を、男手1つで育てあげ、
子供達がみんな成人になった後に、この父は亡くなってしまいます。

そんな父親を尊敬していた娘さんが教会に働きかけることにより、
翌年1910年には、地元の教会で父の日の式典が行われています。

1916年、アメリカ合衆国第28代ウィルソン大統領が、スポケーンを
訪れて、父の日の演説を行ったことにより、広く認知されました。

 

父の日の花がバラなのは、この娘さんが、父の日に墓前に白いバラを
供えたことが由来となっています。

1910年、最初の父の日の式典では、キリスト教徒青年会の人たちが、
父を讃えるためにバラを身につけたとのことです。

その色は、父が健在の者は、赤いばら、亡くなった者は白いバラでした。

 

その後、日本にこの文化が伝わったのが、1950年頃。
そして、
「日本ファザーズ・デイ委員会」がイエローリボンキャンペーンを行い、
「父の日=黄色」のイメージが定着したとの事です。
このことにより、黄色のバラが、父の日の花となったようです。

 

それにしても、赤のカーネーションほど、黄色のバラって、お花屋さんに
並んでませんよね?父の日ギフトとして、ミニバラの鉢くらいでしょうか。

 

母の日の赤いカーネーションと違い、
黄色のバラの花言葉が、このイベントにそぐわないのも理由かもしれません。

黄色のバラの花言葉は、正反対の意味のものがあります。
よいイメージでは・・・友情、献身、可憐、さわやか。
悪いイメージでは・・・嫉妬、薄らぐ愛、恋に飽きたなど。

他に、同じ黄色なら元気なイメージのひまわりが、よく店頭に並んでいます。

 

実は私も贈ったことがあるのですが、どうせなら食べられる実モノをと。
レモン、ブラックベリー、ブルーベリーなどの鉢も人気のようです。
今年の父の日は、第3日曜日の6月19日です。
プレゼントのご用意をお忘れなく( ^ ^ )

 


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