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2016.11.07

日本ホームページサポートのコラム更新です。
こんにちは。

朝晩と昼の気温差の違いがある季節になってきました。
もう冬はそこまできてますね。

11月第3木曜は、ボジョレーヌーヴォ解禁です。
今年のデキはどうでしょう。そんなことを考えながら、日本の11月について
取り上げたいと思います。

今月は、11月23日の「勤労感謝の日について」です。

勤労感謝の日というと、「働くこと」に感謝したり、「働いている人」に
感謝する日の様に思いがちです。

日本人に勤勉な方が多いので、よりそのイメージがついているのかも
しれません。

そもそも、11月23日の祝日は、五穀豊穣に対する神への感謝を捧げる
ための祭り、つまり日本の収穫祭です。
飛鳥時代の皇極天皇より、11月23日は「新嘗祭（にいなめさい）」は
宮中祭祀のひとつとして行われているのです。

天皇が五穀の新穀を天神地祇（てんじんちぎ）に進め、また、自らもこれを
食して、その年の収穫に感謝する。宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り
行われる、とあります。

日本で行われる祭事の中でも結構重要な位置にあると考えられますね。
でも、
この時期になると「勤労感謝の日だけど仕事です」といった本当の意味を
知ってしまうと的外れに聞こえるセリフを耳にします。
または言ってしまっているかもしれません。

メディアにしても商売面を出されたいのは分かりますが、「お父さんへの
勤労感謝の日のプレゼントランキング」の情報だけでなく（それはそれで
いいのですが）、本来の意味を正しく伝えることも必要だと思います。

11月23日＝「勤労感謝の日」＝「新嘗祭」
…とちゃんと認識して祝日・祭日を祝うことが必要だと思えてしまいます。

強要するわけでは無いですが、祝祭日の意味のある日をずれさせたり、
何の日かも分からないのは、少し寂しいですよね。

メディアやニュースを見るとお隣の国は間違った歴史認識を植え付けて
いると感じている人も多いはずです。
しかし、日本の祝祭日の本来の意味を間違って認識している、もしくは
知らない人も、「偽りの認識」「本当の事を知らない」という点において、
変わらないのかもしれません。

実は、勤労感謝の日はこんな日なんだよ、とお子様や周りの方に伝えるのも
意味のあることだと思います。

少しでも、認識のお役に立てば幸いです。

話し変わりまして、
１１月は別名霜月（しもつき）といい、文字通り寒さを感じる季節です。

この時期は布団が気持ちよい季節になってきました。
朝起きるのが辛い季節になってきましたが、凛とした空気、個人的にでは
ありますが、好きですね。

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