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意外と知らない?“暑中見舞い”について

2017.07.18

日本ホームページサポートのコラム更新です。
こんにちは。

あっという間に7月も半ばになり2017年も後半戦です。

梅雨があけるかあけないかのこの時期は天気予報のチェックが欠かせないですね。
最高気温の数字を見ては毎日うなだれてしまいます…。
そして本格的に夏が来る前に考えておきたいこと、
それは「暑中見舞い」についてです。

 

暑中見舞いを知らないという方はいないはずですが、
案外正しい出し方を知らないという方は多いと思います。

なので今回は正しい「暑中見舞い」についてまとめて行きたいと思います。

■暑中見舞いとは

暑中見舞いとは猛暑の時期に、日頃お世話になっている方やご無沙汰している
方々など、大切な方に向けて手紙や贈り物を送ったりする習慣です。

内容としては相手の安否を心配したり、近況を報告したりしますが、
ビジネスの面では夏季の休業やセールのご案内の役割も果たします。

 

■暑中見舞いの歴史
暑中見舞いの歴史は長く、江戸時代まで遡ります。
もともと日本は一年を二期にわけており、それが今でいう正月とお盆で、
人々は期のはじまりに贈り物を持ち挨拶周りをして相手を気遣いました。

遠くに住んでいる方に訪問することが難しく、身分のある人は飛脚便
などを使って書状などを贈っていました。

後の明治6年にはがき郵便配達が始まったことで、それがいつしか年賀状と
暑中見舞いへと変化し定着していきました。
(年賀状の普及は早かったそうですが、暑中見舞いが習慣として広がったのは
大正時代になってからのようです。)

 

■暑中見舞いを送る時期
一般的には梅雨明け~立秋までに送るという方が多い様です。
ですので今年(2017年)は立秋が8/7(月)なので
梅雨明け~8/6(日)までに贈るのがベストです。

注意しなければならないのは、贈り先の梅雨明けに合わせるということです。
地域によって梅雨明けは異なるので(通常は西から明けていきます)
自分の住んでいる地域は明けていても相手はまだ明けていない、ということがあります。

また、立秋の日をすぎたら暑中見舞いではなく残暑見舞いになり、
送る文面も変わるので注意する必要があります。

 

■暑中見舞いのあれこれ
・暑中見舞という文化があるのは日本だけです。
海外で暑中見舞いに一番似ている風習は「Season’s Greetings(季節の挨拶)」と
いう点をみればでクリスマスカードを送りあうことです。季節的には真逆ですね(笑)

・喪中の場合の暑中見舞いは?
「喪中の場合の暑中見舞いはどうするの…?」と思う方がいると思いますが、
暑中見舞いは“祝い”ではなく“お見舞い”なので相手が喪中でも自分が喪中でも
差し支えありません。

 

いかがでしたか?
携帯やパソコンが普及してから暑中見舞いや年賀状などの習慣は年々薄れてきましたが、
この時代だからこそ粋に感じるものでもありますよね。

 

最近の暑中見舞いのポストカードはデザインがとても豊富で、選ぶのも楽しいし
貰っても嬉しい、というものがたくさんあります。
是非皆さん今年は暑中見舞いを出してみてはいかがでしょうか。

 

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